オボロのブログ

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【感想】LAST CLOUDIA(ラストクラウディア・ラスクラ)を始めて1ヶ月が経ちました【レビュー】

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オボロです。ラスクラを始めて1ヶ月が経ちました。今回はその紹介と感想を書きたいと思います。

まずストーリーについて。端的に述べると"少年が謎の少女に出会い、世界の脅威に立ち向かっていく"というものです。こう書くとありきたりに思えますが、かなり面白いです。その理由の一つに、語られていない部分を想像する余地があることが挙げられます。例えば、主人公のカイルと共に行動している魔獣のレイは記憶を失っており、どうして失ったのか、どのような記憶なのか、そもそもどうしてカイルと一緒にいるのかなど様々な謎があります。その謎を現在公開されている範囲の情報で推測するのが楽しいです。

次にシステムについて。このゲームのジャンルはリアルタイムアクションRPGに分類されます。またストーリーを含めキャラがドットで描かれているのも大きな特徴です。

まず戦闘について。基本的には奥行きのあるフィールドの中で、ボタン連打で通常攻撃をしつつ、時間経過で溜まる特技を発動したり、MPを消費して魔法を使ったり、ゲージを溜めて放つ超必殺技や召喚で戦います。テイルズシリーズのリニアモーションバトルシステムを想像してもらうと分かりやすいと思います。また無駄な動きをすることも多いですがオート機能も備わっています。実際にプレイした感想ですが、とにかく魔法が強いです。高火力な上に範囲がフィールド全体に及ぶものもあるため、殲滅力が非常に高いためそう感じました。弱点としてMPの枯渇だったり詠唱に時間がかかる点もありますが、育成することで克服できるためスキルに比べてかなり魔法優位な状況です。このバランスについては、魔法は昔からドラクエイオナズンなどを筆頭に、全体に高いダメージを与えられる「強い」存在であるため問題ないと思います。しかし一方で特技などの物理攻撃に、魔法にはない優位性を持たせてほしいとも思います。

次に育成について。特徴的なものとしてアークがあります。アークはキャラに装備させることでステータスを上昇させたり、戦闘中に自動で発動する特性を持たせることができる他、もっとも重要な要素として技能や魔法を覚えさせることができます。ただ実際に取得するには装備した状態で何度も戦闘を行う必要があります。またアーク自体にもレベルが存在しており、レベルに応じてステータスや特性の効果量や獲得できるスキルの種類が増えていきます。3段階のレアリティのうち最も低いRでも、最大レベルの10まで育てると非常に有用なアークになるのは良いシステムだと思います。

アークを装備して戦闘をする際に消費するものとしてソウルがあります。ブルーソウルとレッドソウルの2種類が存在し、これらがスタミナの役割を果たしています。またアークの育成でも消費する素材としての側面もあります。ソウルはソウルスポットから回収することができ、スポットはレベルを上げることで生産量や貯蔵量が増えるため最初に育成するべき要素になっています。アークを装備して戦闘すると消費するということは、裏を返せば装備せずに戦闘すると消費しないため、デメリットはありますが実質無限にプレイすることができます。

最後に課金について。主にガチャが主要な課金先になると思いますが、天井システムや回数限定のキャラやSSRアーク確定のガチャがあるため、限度額は把握しやすいと思います。スタミナ課金などはソウルが十分な量供給されるため必要ないと感じました。

総評として、非常に好みのゲームではありますがプレイするには時間が足りないと思いました。その理由は、レベル上げや素材集め、スキルの取得のための周回数が、オートで何時間も放置するのが前提だと感じたからです。私の環境では端末を何時間もオート放置したままにはできないので、その点が残念です。プレイ時間の長さ以外はとても良いゲームだと思うのでスキップ機能や、消費ソウルを増やして周回数を減らす機能などを実装することで短時間でもプレイできるようになると嬉しいです。